shiteraretariのブログ

鯱(シャチ)十兵衛の日本のこと

在特会という団体の活動を見て

 保守派の「在日特権を許ない市民の会」の活動をyoutubeなどで目にしてみた感想だが、彼らは在日朝鮮人の人たちの気持ちを微塵も組む気は無い行動をしている。確かに過去在日朝鮮人の人たちの中の一部の人が暴力的にあるいは詐術的に日本人に危害を加えた事件はあったのだろう。その原因が通名の使用の自由性を悪用したものや暴力団に参加し集団の一員として日本に存在し犯罪を犯したことなどがあるのかもしれない。特にこの在特会という団体が過激になった背景には自民党一党時代が長く続く中、世界的な経済の恐慌を政治のせいにせざるを得なかった国民の感情に機をてらうように現れた民主党の政権奪取が影響していると言えよう。民主党は選挙権の無い在日外国人の権利獲得などをマニュフェストに掲げ多くの在日外国人の期待の中、数十年ぶりに政権を得たのである。今でこそ、こういう書き方をしているが当時の民主党には、在日外国人が後押しするイメージは無かった。むしろ自民党以下、各省庁官僚に至るまで弱い国民を蔑ろにする悪政を叩く救世主として現れたのである。実際のところマニュフェストを実行できないどころか東北の震災の処理などにおいては情けないばかりの対応の不味さばかりが目立ち政党としての力不足を露見してしまったのは言うまでもない。この民主党を後押しする在日外国人が自らの権利を新たに得て、この日本において外国籍のまま自由を得ようとした可能性は否めない。このことから在特会に限らず保守系の団体は過激にまずは民主党の正体を暴くとし各政治家の背景を自民党ほか保守政党と一緒になって暴きはじめ更にその火の粉は在日外国人の存在や権利をも奪うべきにまで発展したのではないかと思う。そしてそれは現在も続いているような気がする。同会の代表だった桜井誠氏が現在は政治家としての活躍をめざし「日本第一党」なる党を立ち上げた。私は相手が悪人だと思ってもその中に罪の無い子供たちが居るかもしれない中に大声を上げ押しかけて脅えさせるような人間が代表を務める党に一票を投じる気は無い。私も在日特権には矛盾を感じている。しかしそれは現在生活する彼らが決めたルールでは無いのだ。まあ、それに気がついて政治の世界に進んだというなら幾らかの点を付けても構わないが、抜け殻となった市民の会は一度解散した方が良いのではないか?と率直に思う。街宣右翼という団体の意図に以前は在日朝鮮人が多く居て、日本人はこんなにひどいことをするんだ!と自ら演じたと言われている。同会の行動は、それらと変わらないものに私には映るが如何か?私は本来の日本人は八紘一宇の精神や武士の精神を重んじた者の国であり、私は一人の日本人として内容にかかわらず天皇の膝元で見苦しい行動は是非避けて欲しいと願うばかりだ。